生活相談員に必要な資格

生活相談員は介護施設等で主に窓口の業務を行います。介護職の一種とみなされることが多いですが、ただ介護の資格を持っているだけではなることができません。勘違いしてる人が多いですが、生活相談員と言う資格は存在しません。生活相談員になるには、いくつかの福祉関係の資格を取得することによって、総合的に要件を満たす必要があるのです。都道府県によって、必要な資格は異なるので事前にチェックした方が良いでしょう。

生活相談員として必要とされる資格として、社会福祉士があります。社会福祉士の資格を取得するには、福祉に関する幅広い知識と実用的なスキルを身に付ける必要があります。最終的に、厚生大臣が管轄する社会福祉国家試験を受験して合格することによって取得できます。その他にも、精神保健福祉士の資格を持っていることが要件の一つになっている都道府県も多いです。精神保健福祉士は要介護者の精神的なケアを行うために必要となる資格です。精神保健福祉士の資格を保有していることによって、様々な精神面の福祉支援を行うことができます。こちらも社会福祉士と同様に国家資格を受験して合格する必要があります。

以上のように、複数の資格を必要とするくらい、多くの知識が求められるため、介護職として現場で働いているだけでは要件を満たすことは難しいでしょう。こうした資格は、独学で全ての分野をカバーするのは大変困難であるため、一から専門学校で勉強するのが望ましいといえます。

◆資格について詳しく・・・【生活相談員になるには?